ご挨拶
- 航 山田
- 6月2日
- 読了時間: 2分
更新日:8月4日
この度、弊社株式会社Sanctityは神戸市西区に本社を置く株式会社chaleur(シャルル)の株式100%を譲り受け、弊社のグループ企業に入ってもらうことになりました。

株式会社chaleurは神戸市西区と明石市の2拠点で「あおぞら訪問入浴サービス」という事業所名で介護保険制度に基づく訪問入浴介護を提供しています。
訪問入浴介護は、看護師1名と介護職員2名の3名チームで、組立て式の浴槽やボイラーを積んだ車両でご自宅を訪問するサービスです。
訪問入浴介護事業所は介護保険事業では珍しく減少傾向にあり、全国でも約1700事業所しかありません。
全国の市区町村数が1741ですから、一つの市区町村に平均1事業所しかないことになります。
ただ、対象となる在宅の重度な要介護者は増えており、医療依存度の高い方や感染症のある方は通所施設での入浴を断られることも多く、訪問入浴でしか湯船に浸かれない方も多くいらっしゃいます。
実際、事業所数は圧倒的に足りていません。
事業所数が減少傾向ということは、やはり経営していくのは難易度が高いということです。
そんな中、株式会社chaleurは創業13年目で正社員20名を含む総勢35名の会社まで成長してきました。
弊社Sanctityは福祉企業を標榜しており、様々な社会課題に対して、株式会社としてビジネスの手法で社会課題解決に尽力していきたいと考えています。
ですので大変興味を持って株主で経営者であるお二人にお会いしたとき
「サービス利用者は要介護4~5の方が全体の7~8割を占め、お亡くなりになるまでに1度しか訪問入浴を利用できなかった方も大勢おられます。ですので、私たちはいつも今日がこの方の人生最後の入浴になるかもしれないと思って、気持ちよく入浴していただこうと努力しています。」
というお話を聞いたときに
なんかこういう考え方する会社いいな〜!
自分だったとしても、やっぱり湯船に浸かりたいよな~!
この会社と一緒にやりたいな~!
このサービスをもっともっと社会に広めたいな~!
と思い、すぐに前向きに交渉を開始し短期間で合意に至りました。
今回、Sanctityの訪問看護事業の責任者である平野龍生に株式会社chaleurの代表取締役を任せます。
これからは、
・株式会社Sanctity(楓庵訪問看護リハビリステーション、ベンリー西宮広田店)
・株式会社安心サポート不動産
・株式会社chaleur(あおぞら訪問入浴サービス)
の3法人で企業グループとして地域社会やそこに住まう方々、及び従事してくれる従業員の皆、関わってくださる皆様の福祉(幸せ)のために尽力してまいります。
代表取締役 津﨑武志