“その人らしい暮らし”を支えるために。訪問看護だからできる関わりがあります
- 航 山田
- 2025年8月2日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年8月4日

スタッフインタビュー|看護師
「その人らしさ」が見える場所で、看護を届けたい
訪問看護に来る前は、小児病棟での勤務が中心でした。検査・治療・手術のサポートなど、毎日が忙しく流れていくなかで、“退院後、どんな暮らしに戻っていくのか”を想像する余裕が、正直、あまり持てていませんでした。
退院した後の暮らしに、もっと寄り添える看護がしたい──そう思ったことが、訪問看護に興味を持つきっかけとなりました。
病院を一度離れ、障がいのあるお子さん向けのデイサービスに転職。重度の心身障がいのある子どもたちが、住み慣れた地域で見せる自然な表情に触れる中で、「やっぱり人は、住み慣れた地域や自宅こそが、もっとも安心できる場所なのだ」と改めて実感しました。
その後、訪問看護で働かせていただくようになり、病院では“治すこと”が中心ですが、訪問看護は“その人らしく生きる”ことを支える仕事。そこにやりがいを感じています。
“お邪魔する立場”だからこそ、心を通わせる関係づくりを
病院と違って、訪問看護は“来てもらう”のではなく、こちらが“お邪魔する”立場。だからこそ、相手の生活に敬意を持って関わる姿勢が大事だと感じております。
実際に訪問看護の現場では、ご本人だけでなく、ご家族との関わりや日々の変化への気づきが大切です。時間に追われず、お一人お一人とじっくり向き合えるのも、訪問看護ならではです。
ご本人のお話をじっくりうかがうことができ、ご家族とも会話を通して信頼関係を築いていける。病院とは異なり、“人生に寄り添う”関わりができる点が、訪問看護の大きな魅力だと感じています。
「ひとりじゃない」。チームで支える安心感
訪問看護というと、「一人で判断しないといけない」「孤独な仕事」と思われがちですが、そのような印象を感じさせない温かさが楓庵のチームにはあります。
困ったことがあれば、すぐに相談できる環境があります。訪問中に判断が難しい場面があっても、上司や他のスタッフにすぐ連絡できます。朝の情報共有や、ちょっとした時間での声かけも活発に行われており、看護師・リハビリ職・事務スタッフがみんなフラットな関係性です。
現場で感じたことや気づきも自然と共有され、質の高いケアにつながっています。肩書きにとらわれず、利用者さんを中心に「どうすればその方がより自分らしく暮らせるか」を、みんなで考える風土が育まれています。
今後の目標は?──「幅広い世代と関われる看護師に」
これまで小児の分野で経験を多く積ませていただきましたが、今後はより幅広い世代に対応できる看護師を目指したいと考えています。
小児は自分の強みを活かせる分野だと感じていますが、今後は高齢者の支援にもより深く関わっていきたいと考えています。年代や状況が異なっても、その人の生活を支えるという点では、根本は共通していると感じています。
最後に──「楓庵で働く魅力」とは?
無理に“頑張ろう”と意識しなくても、自分のペースで、しかし真剣に利用者さんに向き合える環境があること。チームも温かくて、困ったときには自然に声をかけ合える関係があります。
生活のリズムも規則正しく、安定しているので、自己研鑽の時間を自然に持てたり、仕事のあとには犬の散歩をしたり、好きなものを食べたりと、きちんとリフレッシュもできます。そんな“ちょうどよさ”があることが、この職場の魅力だと感じています。



