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家庭と看護、どちらも大切にできる働き方

  • 執筆者の写真: 航 山田
    航 山田
  • 8月2日
  • 読了時間: 2分

更新日:2 日前


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スタッフインタビュー|看護師


「もっと“看護”がしたい」と思ったとき、在宅が見えた

市民病院の混合病棟での勤務を経て、クリニックでの内視鏡業務に従事していました。

しかし、業務中心の働き方に違和感を覚え、「もっと人とじっくり関わりたい」「『看護』がしたい」と感じるようになりました。

内視鏡の仕事もやりがいはありましたが、少しずつ「私がしたかった看護って、こうだったかな?」と感じるようになり、在宅の現場なら、住み慣れた家でその人らしく過ごすお手伝いができるのではと思うようになりました。




家庭との両立。そのバランスも大切にしたい

現在、楓庵で週3日、9時から16時まで働かせていただいています。子どもがまだ小さいので、家族との時間も大切にしながら働けるスタイルを選びました。




心理の学びが、自分と向き合う時間に

ターミナルケアに関わる中で、自分の感情をどう扱うか悩んだ時期がありました。心理カウンセリングの勉強を始めました。知識を得るだけでなく、俯瞰して物事を捉えたり、自分自身と深く向き合う経験になっています。「一緒に考える」看護

在宅での看護では、利用者さんの生活空間に直接関わることで、医療だけでは見えなかった背景や価値観にも触れられます。

病院ではどうしても治療優先になってしまいますが、在宅では『どのように過ごしたいか』を家族と一緒に考えて、それに寄り添っていける。それがこの仕事のやりがいだと感じています。

ターミナル期の利用者さんにも、点滴を望まれず、自然な最期を選ぶ方も多くいらっしゃいます。そうした希望に寄り添えるのも、在宅ならではの関わり方だと考えています。




互いに学び合い、支え合える職場

楓庵は、看護師だけでなく理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)といった多職種が一緒に働いています。朝のミーティングでは、ケースの共有や意見交換を通じて、より良い支援に向けたコミュニケーションが日々行われています。

本当に皆さん優しくて、安心して何でも相談できる雰囲気です。意見も一方的に否定されることなく、さまざまな視点からアドバイスをいただけるため、勉強になりますし、恵まれた環境です。




「じっくり関わりたい」その想いを大切にできる

自分にとって『看護』とは何か。迷った時期もありましたが、今は家庭や自分自身とのバランスを大切にしながら、在宅の現場でその答えを一つずつ見つけていると感じています。

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