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「また、ここで働きたい」育児との両立

  • 執筆者の写真: 航 山田
    航 山田
  • 8月2日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月4日


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スタッフインタビュー|言語聴覚士


 3年ぶりの職場復帰。2人の育児を経て、訪問の現場へ

2児の育児休暇を終えて、3年ぶりに訪問の現場に戻ってきました。

育休中もずっと「またここで働きたい」って思っていました。

楓庵のあたたかさと、訪問という仕事の魅力が、そう思った理由です。




“戻ってきたくなる職場”

育休中もスタッフとは定期的に連絡を取り合い、社長からは出産祝いまでいただきました。

「いつでも戻っておいで」っていう空気を、ずっと感じることができていました。

復帰面談では、希望する就業時間に合わせて調整していただき、朝は保育園に送って、訪問に出て、夕方には子どもを迎えに行けるように配慮いただいています。生活に合わせて、無理なく復帰できています。




訪問で見つけた、“本当に必要とされる支援”

訪問に興味をもったのは、前職の急性期病院で出会った失語症の方がきっかけでした。

「言葉の訓練も大事だけど、『LINEが打てるようになった方がうれしい』」と言われたんです。

それを機に、「生活の中で本当に困っていること」に寄り添いたいと思うようになりました。

訪問は、利用者さんの“したいこと”に近くで向き合える。お化粧がしたい、テレビのリモコンを操作したい。そういう想いに応えられるのが嬉しいです。




“人が好き”だからできる仕事

私、人が好きなんです。「話を聴いてあげたい」「言えないことも言ってほしい」という思いがあります。

訪問では、病院よりも長く、密に関わるからこそ、「人と関係をつくる力」が何より大事です。

面接の時に、社長から「訪問で一番大事なのは人と仲良くなる力」と言われたんです。そのとおりでした。




復帰への不安を乗り越えて

久しぶりの現場で、専門用語が出てこないこともありました。

社会からのブランク、医療職としての勘を取り戻せるか不安がありました。

でも、先輩がしっかり見本を見せてくださり、プリセプター制度があって、何でも相談できる。みんな、良い意味で余裕のある専門職がそばにいてくださっています。




 「ママでも、バリバリ働ける」その理想に向かって

現在は短時間勤務ですが、いずれはフルタイムに戻りたいです。

今はまだ子育て中ですが、いつかまた、朝から夕方までしっかり訪問に出られるようになりたい。そのためにも、今は少しずつ慣らしながら力を取り戻しているところです。




子育て世代に伝えたい「ここなら大丈夫」の安心感

楓庵には、子育て中のスタッフがとにかく多いです。

保育園のこと、習い事のことなど、いろいろと教えていただけます。「子どもが熱を出した」「発表会がある」という話も、みんながちゃんと知っていて、声をかけてくださる。全員で支え合う感じがあります。

だからこそ、育休・産休を経ても安心して戻ってくることができました。




最後に

訪問は、患者さんと一緒に「これからの生活」をつくっていく仕事です。

急性期で感じた、「もっとこうできたのに」という思いを、訪問で実現できる。

人と関わることが好きな人には、きっと向いている仕事だと思います。

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