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その人らしい人生に、そっと寄り添う

  • 執筆者の写真: 航 山田
    航 山田
  • 8月2日
  • 読了時間: 2分

更新日:8月4日


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スタッフインタビュー|課長 増本 高志|言語聴覚士


回復期のその先へ——訪問リハという選択

回復期病院で7年間働いた後、訪問リハビリへの転職を決意しました。

楓庵を選んだ理由は「一人ひとりの人生に寄り添う理念」と「職場の温かさ」でした。

病院で働く中で、患者さんが元気に退院していく姿を何度も見届けてきました。しかし、退院後の生活に不安を抱えるご家族や利用者様の姿を見るたび、「その先を知りたい」という思いが募りました。

退院した後、実際の生活で困っていないか。支えが必要なのは、むしろそこからだと思いました。

そんな時に出会ったのが楓庵の理念。「個人の尊厳を大切にする」という言葉に惹かれました。

ただ“できるようになる”ことだけではなく、その人がどう生きていきたいのかまで考える。それを、現場全体で大切にしているのが伝わってきました。




家族との時間と、地域に根ざした働き方

転職のもう一つの理由は、家族との時間を大切にしたいという思いがあったことです。以前は通勤に片道1時間かかっていたのが、今では15分。帰宅が早くなり、子どもと過ごす時間が増えました。




支え合うチームの力が、自分を育ててくれる

現在は課長として、マネジメントに携わっています。「皆が働きやすいように、ちょっと背中を押す存在でいたい」と思っています。

自分ひとりで抱え込んでしまう癖があったのですが、「手伝いましょうか?」と自然に声をかけてくれる仲間がいます。そういう関係性が、結果としてチームの力になっていると思っています。

訪問の仕事は一人で行動することが多い一方で、チームの支えがあるからこそ安心して動ける。それが、楓庵の風土です。




働きやすさは、細やかな配慮の積み重ね

「1時間単位で有休が取れる」「夏には冷たいお茶が配られる」「協会費の補助がある」   働きやすさを実感するのは、そうした“細やかな気遣い”が当たり前にあることです。

小さなことかもしれませんが、訪問の仕事や、さまざまなライフスタイルがある中で、とても良い環境だと思います。自分たちのことをちゃんと見てくれていると感じます。




“伝える”ことの大切さ

「伝えること」の大切さを実感しています。

雰囲気は自然に生まれるものではなく、育てていくものだと学びました。だからこそ、感じている“働きやすさ”を次の人にどう伝えていくかが大切だと思います。




最後に

訪問看護で働くと、病院とは違う責任もありますが、やりがいは本当に大きいです。人と向き合うことが好きな方には、きっと向いていると思います。

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